uncleyieのア・デイ・イン・ザ・ライフ
趣味を中心に人生の日々を綴ります。時にはボヤくこともあります。
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uncleyieと申します。。ここでは趣味を中心に色々と書いていきたいと思います。音楽、映画を中心に、本、美術からスポーツ、競馬、芸能、時には時事問題まで、幅広い分野において話題に触れるつもりです。  またコメントなど頂ければ幸いです。当ブログはリンクフりーですのでよろしくお願いします。    なお、誹謗、中傷、冷やかしめいたコメントは遠慮なく削除させてもらいます。ご了承ください。

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雑煮を食べる
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 謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 このブログも年を越しました。2年目に入りますが、今までどおりスタンスを変えることなく話題を提供していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます

 さて、2008年1月1日。早速、朝にお雑煮を食べた。写真の通り白味噌で丸餅の雑煮である。全国的に言ってすましのお雑煮を食べるところが多いので、違和感があるだろうと思う。でも、これが関西というか、京都の伝統のお雑煮なのである。最も白味噌、丸餅といっても家庭によって中に入る具材は随分と違っているものであって、私の家では水菜、里芋は毎年入るが、それ以外は違う具材が入ることがある。時によっては豚肉が入ったり、人参が入ったり・・・・結構バラエティーに富んでいる。

 でも今や、雑煮は日本の正月の風物詩ではあるが、雑煮一つをとっても文化の違いが明確に現れているというのは面白いものである。先ほど白味噌とすましに大別されるといったが、餅も丸餅と角餅に大別される。

 丸餅と角餅の分布で言うと、西日本が丸餅で東日本が角餅である。そして意外なことに讃岐地方と瀬戸内海の一部では餡餅が雑煮に入る。それで丸餅と角餅を使う地域は何処で分かれているのかと言うと、やはり関ヶ原で分けられるというから興味深い。従って徳川政権が勢力を拡大した江戸時代以降、江戸の街は人口が集まるようになり、最初は丸餅を使っていたものが、丸餅よりも大量に生産できる角餅を使用することになったという。結局は江戸文化の影響が強かった東日本でその習慣は広まったようである。でも京都を中心とした上方は、反徳川の意識が強いところであり、当然のように丸餅を使い続けたのではないだろうか。

 ところがである。西日本は全体的に丸餅を使うのであるが、出汁に関しては中国、九州を中心とした西日本も江戸同様、すましの雑煮である。それで京都と大阪を含めた関西と四国の東半分ほどが白味噌を使うのである。つまり関西風の白味噌雑煮は日本の中では完全な少数派ということになる。

 考えてみると文化の古さから言って、京都が江戸の真似をする訳が無く、昔から白味噌を使っていた京都に対して、江戸文化が花開いた時代に、参勤交代で江戸文化を持って帰った大名や武士や町人によってすましのお雑煮が広まったのではないかと推測される。当時、下りものといって上方から江戸に伝わった物をそのように呼んで重宝したが、その逆は下らない物とされたので、まず真似をするはずが無いという説が成り立つ。14世紀から雑煮というものは既にあったとされるが、白味噌といわれる甘い西京味噌は京都の人に好まれたのであろう。それなら何故にすまし汁が江戸の人に好まれたのか、そのあたりは良く判らない。でもおそらく、濃い口醤油が広まった江戸では、味付けする時に醤油を使うことが多く、それで醤油を使うすまし汁が一般的になったのではないだろうか。一方、西京味噌を使う京都の雑煮は醤油を使わず、塩で味付けするのである。・・・・憶測の域は出ないが、そのような事情があったのではないかと思える。

 正月から雑煮一つで色々と考えさせられたが、これからもこんな調子でブログを進めるとなると、やはり当ブログの記事はどうしても長くなってしまうなあ・・・。